アニメから見出して小説に向かったら、超やばかった「魔道祖師(まどうそし)」
私は耳からの情報より、文字のほうが理解しやすいようで、小説で沼にずっぽりしてしまいました。
アニメと小説、両方で補いながら観てやっと理解したので、そんなものわかりの悪い私の視点で書いています。
ネタバレもあるので、あらすじを読むときはご注意を。
こちらではアニメ中心で書いています。
3期放送まで、あと何回見ますか??
(3期は中国語で見ているのですが、日本の声優さんで見たいのです!)
魔道祖師アニメ ブロマンスです
魔道祖師原作小説 BL小説です
細部や話の流れやラストが異なります
アマゾンプライムでの視聴は、2022年6月13日までで終了。
魔道祖師 藍忘機(ランワンジー)×魏無羨(ウェンウーシェン)主役の長髪美男の組み合わせ最高!
×
魏無羨(ウェンウーシェン)呪術で蘇った陽気な公子
腐女子には、美味しいところしか見えない…
魔道祖師 登場人物の名前がたくさんあってわからない!
登場人物がたくさんいてごちゃごちゃしているから、
最初はわからなくてもスルーしてました(←おい)
名前には最低2種類の呼び方がある!
呼び方は身分や関係でも変わるし、親しみを込めたり敬意をあらわすときなども変わるので、観ていくうちにわかると思います。
姓(家族の固有名詞)、名(姓+名で家族や親しい相手が呼ぶ)、字(あざな:通称で姓+字で呼ぶ)、号(身分や世間からの評判をあらわす名)を主に紹介します。
姓 | 名 | 字 | 号 | その他 |
魏(ウェイ) | 嬰(イン) | 無羨(ウーシェン) | 夷陵老祖 | 阿羨(アーシェン) |
藍(ラン) | 湛(ジャン) | 忘機(ワンジー) | 含光君 | 藍の二の若君 |
江(ジャン) | 晩吟(ワンイン) | 澄(チョン) | 三毒聖手 | 江宗主 |
温(ウェン) | 瓊林(チョンリン) | 寧(ニン) | 鬼将軍 | 阿寧 |
漢字ばっかり、それも中国語読み!
すぐに慣れるから大丈夫!
まだたくさんいるのですが、とりあえずこのくらいで
魔道祖師 あらすじ 藍忘機(ランワンジー)×魏無羨(ウェンウーシェン)
全編通して複雑に絡まった策略や、なぜこうなったのか?
など様々な伏線を振りまきながら、そこへ魏無羨(ウェンウーシェン)が真相に迫り、それを藍忘機(ランワンジー)が陰ながら(愛で)支えていくお話。
(※個人の意見です、自由発想です)
前塵編 あらすじ(邪鬼と戦う仙師たちと、主に生前の魏無羨)
前塵編では1、2話と15話以外は、過去の話で、藍忘機(ランワンジー)と魏無羨(ウェンウーシェン)が出会い、いろいろな事件や謎が起こります。
言葉や出来事が、後に伏線回収されていくのがとてもおもしろいのでつい見返してしまいます。
魏無羨は藍忘機と裏に大きな力があることに気づき、その謎を解き明かしていきます。
それは「射日の征戦」と呼ばれ、雲夢江(うんむじゃん)氏、姑蘇藍(こそらん)氏、蘭陵金(らんりょうじん)氏、清河聶(せいがにえ)氏が参加。
温家は討伐されましたが、鬼道を使う魏無羨は夷陵老祖(いりょうろうそ)と呼ばれ英雄となるが、鬼道は邪道で、鬼や屍を操ることからその後、仙門百家に倒された。
↑↑
このあたりがアニメでは、ナレーションでさらりと過ぎていくので記憶に残りづらい。
後で詳しく出てくるとはいえ、ここが少しでも頭にあると3話からがわかりやすいかなと思います。
それから13年後、魏無羨(ウェンウーシェン)が献舎(自分の体を召喚したい人に捧げる)されたところから始まります。
恨みを晴らすために夷陵老祖(いりょうろうそ)に身体を捧げた莫玄羽(モーシュエンユー)。彼の身体の中に生まれ変わった?(召喚された)魏無羨(ウェンウーシェン)が願いを叶えるために動き出し、そこで過去に身近にいた人たちと再会。
藍忘機や江澄と甥、そして鬼となった温寧も登場する。
すでに藍忘機と江澄には、正体がバレているよう。
ここまでは現在の莫玄羽の身体の魏無羨の話。
ややこしすぎる!
外見は莫玄羽で中身は魏無羨…
何度も過去を振り返りながら話が進んでいくよ
過去の話(生き返る前)はアニメの3話から。
正直、1,2話をいきなり見るとわからなくて、後でもう一度見て理解できたんですよね。(理解力が低い)
3話からは過去の話ですが物語の始まりなので、観ていてストーリーも楽しくなってきますよ。
いや、そこまでが面白くないとかではなく、続きがより気になる展開が始まります。
ただ魏無羨の人生は、これでもかこれでもかという地獄がやってくるので
なるべく心が元気な時に観たいお話ではあります。
ここからは過去の話。
(※莫玄羽と魏無羨、顔がおんなじじゃん!と思うけど、別人です。
莫玄羽のほうが背が低く、修練がたりてないので体も弱いのです。
たくさん藍忘機に助けてもらえるね!!!)
江氏は蓮花塢(れんかう)というところが拠点で魏無羨はそこで修行している。
あるとき姑蘇藍(こそらん)氏の雲深不知処に江澄(じゃんちょん)や他家の子弟らと座学のためにやってきた魏無羨。
規則が厳しく堅苦しい場所で息が詰まる日々。
楽しいことが好きな魏無羨はふざけて藍忘機にちょっかいをかけたり、あることで金子軒(じんすーしぇん)と喧嘩してしまったりと問題行動をおこし「出ていけ」と言われ家に返される。
他の者ならば歯向かわないが、自分の意見をはっきりと言い、あまり体裁などは気にしない性格。
1年後、魏無羨は温(うぇん)氏から清談会(狩りの大会)に招待され岐山(きざん)に行き、温寧と出会う。
大会では魏無羨や藍忘機らが上位になり、主催した温氏は面目を潰されたと考え、見せしめに雲深不知処は燃やされてしまい、五大世家の次期宗主となる若者らを人質に集める。
各家の子息は、剣を取り上げ山に入れられ、妖獣玄武を捉えるよう命令される。
剣をとられて、どうしろというのか。
嫌がらせが見え見え。
妖獣玄武が現れ劣勢になると、温氏は自分たちだけ脱出し洞窟を塞いでしまう。
藍忘機と魏無羨は他のものを逃し、ボロボロになりながら二人で力を合わせ、妖獣玄武を退治する。
江澄らに助けられ蓮花塢で目覚めた魏無羨は藍忘機を心配するが、去った後だった。
江澄は玄武を倒した魏無羨に劣等感を感じるが、魏無羨は自分は江澄の一番の部下であると立場を明確にする。
温氏はその結末が気に入らず、蓮花塢を攻め落としてしまう。
江澄は両親を(魏無羨の義父母)無くし、魏無羨がいなければこんなことには…と、恨む心を持つようになってしまった。
それでも一緒に逃げていた二人だが、魏無羨が目を離したすきに蓮花塢に戻って捕まり金丹を抜かれてしまう。(これがなくなると仙術を使うことができなくなる)
ここで助けてくれたのが温寧とその姉。
江澄は自暴自棄になるが、魏無羨に「金丹を取り戻せる」と聞き、山に入る。
その間に魏無羨は温氏に捕まり、生きては帰れないという乱葬崗(らんそうこう)に捨てられてしまった。
行方不明になった魏無羨を探し続ける藍忘機。
その頃、温氏討伐の「射日の征戦」が始まる。
そして潜伏先を温氏にみつかってしまう江澄と姉。
藍忘機も江澄も力を尽くして戦うが、もうだめかというときに、たくさんの屍が温氏を襲い倒していった。
同時に黒に包まれた謎の人物が現れる。
乱葬崗から戻った魏無羨が鬼道を扱う夷陵老祖となって現れたのだった。
笛の音で屍を操り温氏を倒した魏無羨に、藍忘機は「鬼道には代償が必要だ、一緒に姑蘇へ帰ろう」と言うが魏無羨は冷たく突き放す。
そして江澄と蓮花塢に帰っていった。
藍忘機が言うことは正論だけど、魏無羨は進むべき道がもうそこしかないという状態。
それを伝える気がないのだから、お互い理解できないよね。
そして魏無羨は藍忘機のその下にある気持ちには全く気づいていなくて、
そこがなんともツライのよ、観ているものとしては。
羨雲編 あらすじ(二人で旅をしながら謎に迫る)
ここからは2期。
現在の謎や過去のことが少しずつ明らかになるよ
過去のことを思い出すから説明がややこしいです
グレーの部分は夢だったり、思い出したりしている場面
ここからまた、全塵編のはじめに戻り魏無羨は莫玄羽(モーシュエンユー)の姿でこの世を生きていきます。
(髪型も着物の長さも魏無羨のようになります。身長はもちろんそのまま低いけど)
20年後、現在は蘭陵金氏(らんりょうじんし)の金光瑶が仙督に立っていた。
莫玄羽の姿の魏無羨は藍忘機に雲深不知処につれてこられたが、逃げ出そうとする。
そのとき莫家荘から持ち帰った左手(鬼腕)が暴れだしたが魏無羨が笛で動きを鎮めたが
鬼腕に反応して各地で怨念が動き出し、腕が指し示した方向に手がかりがあるのではないかと、この腕を放った何者かを藍忘機とともに追うことになる。
鬼腕の指し示す場所にやってきた二人は、金凌(ジンリン)を助ける。
そこで見つかったのは失踪した村人と蘭陵金氏の金子勲の首だが胴体はなかった。
ここで藍忘機が魏無羨を信じていることを知る。
(そして、もしかして小さい時に魏無羨と藍忘機は会ったことがあるの?というワンシーンも有り。)
そのとき温寧が現れ江澄もやってきて、莫玄羽の正体を疑うが藍忘機が守る。
そのため藍忘機と江澄は敵対する。
藍忘機「私と一緒にいれば手出しはしてこない」
きゃーーー!(魏無羨、この気持をわかって!)
雲深不知処から鬼腕が逃げ、二人はそれを追うために清河に向かう。
そこでは石堂が人を喰うという噂があると物売りが教えてくれた。
清河聶氏の宗主は聶懐桑(ニエホワイサン)で、剣を持たないおとなしい性格。
石堂に着くと金凌の犬が激しく吠えていて金凌に何か起こったのかと石堂に入る。
石堂は剣の入った棺があった。
石堂に埋め込まれていた金凌を助け出し魏無羨は取りついた悪詛痕を消す。
金凌から両親を奪ったことをわびながら…。
そこに現れた江澄は魏無羨だと確信し攻撃に出る。
温寧も現れ江澄と戦うが、金凌に助けられた。
ここでは魏無羨が犬に弱い理由や、江澄や姉との幸せな日々を思い出す。
江澄は夷陵老祖として温氏と暮らしていた夷陵に江澄が訪れていた。
魏無羨に温氏を捨てろと言われ断ると、江澄は魏無羨を見放す決心をした。
その後温寧と姉が殺された。
そして消滅したと思っていた温寧の頭から刺顱釘を取り出すと温寧の意識が戻った。
そこから金光善(ジン・グアンシャン)と藍家が温寧の研究していたことがわかる。
鬼腕も同じ犯人だと推測する。15年前、夷陵に藍忘機が来て偶然?出会う。
温寧が突然、目覚めて暴れ出したが藍忘機と魏無羨が協力して鎮める。
鬼道の道を進むと言う魏無羨に「本当に大丈夫なのか、このままでいいのか」と問う。
「是非を決めるのは自分、評価をするのは他人」
名言ですね。
(孟子の言葉から来てるらしい?漢文は知識がないとついていけないなー)
そして寂しそうに去っていった。
その一年後、二人の息子、金凌の一歳の祝いに招かれる。が、窮奇道で蘭陵金氏の金子勲から襲われその時に金子軒が温寧の手で死んでしまう。
この後温寧と姉は金鱗台へ出頭し温寧は捕らわれ、姉は灰となる、
そこへ魏無羨があらわれ仙門百家と完全に袂を分かつ。
怒りを止められない魏無羨を藍忘機が止めようとするが、そこに魏無羨の姉が現れ魏無羨を諭しながら命を落とす。
金凌から取り出した悪詛痕で魏無羨は眠っていた。
目覚めたときには近くに、魏無羨の使っていた笛と江氏の清心の鈴を持った藍忘機が。
鈴は藍忘機に持っていてくれと渡した。
食事をしながら召陰陣の謎や罠について推察する。
聶(にえ)家の現当主、聶懐桑から石堂の秘密を聞き聶懐桑(ニエホワイサン)と石堂へ。
歴代宗主の刀霊を葬っていただけだと言うが、そこで黒装束の賊に襲われる。
その剣の裁きが藍氏と似ていること、体に千瘡百孔の痕があることに気づく。
その後掘り返した亡骸から鬼腕の足をみつける。
新たな手がかりを探し、魏無羨と藍忘機は鬼腕の主と主犯を探しに出た。
それを見ていたのは鋭い目をした金光瑶(ジングアンヤオ)だった。
金光瑶!悪い顔…
何をしているんだ?
二人は金氏の罠に気づく。
藍忘機は「お前は悪くない」と膝をついて魏無羨に伝える。
莫玄羽が何かを知っているはず、他にも手がかりはある。
藍忘機は魏無羨が死んだことに疑問を持っていて、その真実を聞いたが話をそらされた。
(過去の思い出、藍忘機と魏無羨は出会っていた?!)
そして霜華剣の跡がある刺殺体を発見すると、近くに立っていたのは盲目の仙師、暁星塵(シャオ・シンチェン)???
現在のアニメはここまでです。
当然だけど、小説とは少し流れが違うね。
きっとアニメならではの演出ができるからだと思います。
魔道祖師 萌えポイント 莫玄羽(モーシュエンユー)と魏無羨(ウェンウーシェン)
そもそも小説では莫玄羽(モーシュエンユー)は男色(小説内では断袖という)で、それを原因に金氏から破門されたという設定。
アニメでは男色と明確にはされていません。花でも男でも女でも美しいものが好きという設定。
小説では中身の魏無羨(ウェンウーシェン)は男色ではないけれど世間的には莫玄羽が男色。
莫玄羽がクソ真面目な藍忘機(ランワンジー)と一緒にいることが周りには不思議だけど、藍忘機はすぐに魏無羨だと気づいた一人で。
すでに想いを寄せているけれど不器用で無口で素直ではないところも「すべてを包み込む愛」なんです。
なんと13年以上想いを寄せているということですね。
そんな素振りを見せず、淡々と生き返った魏無羨と行動を共にする藍忘機。
そのあま〜い想いに気づいていない魏無羨は魏無羨で、だんだんと胸の中に生まれてくる幸せな気持ちを無くしたくない…と思うようになるところまでが長い!!(小説ではこんな感じ)
アニメはどんな展開になるのかな
3期が楽しみ!
魔道祖師はどこで観られるの?
現時点では
アマゾンプライム、U-NEXTなど
3期はYouTubeでみることができます。
番組終了などもあるので確認くださいね。